頭部内熱と自律神経のお話

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自律神経のはたらき

脳はカラダをコントロールする司令塔として、意思とは関係なく、血液循環や呼吸、消化といった機能を自動で調整する重要な役割を担っています。この調整を支えるのが自律神経で、カラダの活動を促す交感神経とリラックスさせる副交感神経が、状況に応じてバランスを取りながら働いています。

ですが、ストレスや不規則な生活が続くと、この切り替えが上手くいかなくなるなど、交感神経、副交感神経のどちらかが過剰にはたらき続けてしまうことが起こり、このような状態が続くと、カラダのリズムが崩れ、自律神経のはたらきが不安定になってしまいます。

自律神経の乱れが起こると、免疫機能の体温低下や調節の不調、ホルモンバランスの乱れなど、体のいたところに影響が出るように。 そして、これが「自律神経失調症」として、頭痛や肩こりなどが慢性化する原因になります。疲労、不眠など、つらい症状が長引いてしまうことも。

頭に熱がこもることによる不調

心的ストレスや思考にストレスがあったりすると脳の前頭前野に熱がこもってしまいます。体に元気がなかったり、何か悩み事が出てきた時、あれこれ先回りして考えてしまいがちです。マイナスなことをどんどん考えすぎてしまうのでますますドツボにはまったように頭も心も体も疲弊してしまいます。

実際、新規で来院される方のおでこを触るととても熱がこもっているのがわかります。体温ではないので、自覚がない方もいます。ご本人は自覚がなくても、「頭部内熱」は検査しております。

また、最近ではスマホやパソコンの使用による「頭部内熱」の場合もあります。

最近多いのは自分の体の不調についてあれこれ調べすぎてそれで不安感が募ることによる心的ストレスや思考ストレスがある場合もあります。

その場合は施術を開始するとだんだんとストレスが軽減されてくるのが検査でもわかります。

感情・心と平衡覚の関係

心が不安定になると平衡覚が不安定になります。これは、足裏にも反映されるので二足歩行の人間は立っているのも辛い状態になってくる方もいます。

強いストレスを受けた時には、起き上がれなくなる、朝になると布団から出るのが辛い、ずっと寝ていたい・・・そんな状態になってしまいます。

本来なら人間は動くことでエネルギーを循環させています。しかし、立っていることが辛くなり寝ていることが多くなるとエネルギーの停滞が生じます。

風邪をひいたり感染症にかかった時、体を休めようと体はサインを出します。寝たり横になったり休息することでエネルギーが充電されてまた元気に動くことができるからです。

しかし、心や思考ストレスの場合は立ち上がるのが辛いのに寝ることもできないことがあります。これはエネルギーが無くなって寝ることに使うエネルギーも出なくなっている状態です。

頭だけぐるぐる考え事をしていて一時も休めていません。そんな時はおでこはなんだか熱いはずです。しかし、手足はとても冷たいのです。エネルギーもカラカラになり、ちっとも動いていないのに体のだるさや辛さはマックスです。

まずは頭部内熱を下げて動けるようにしていきます。

上記のような状態の方が施術に来院された場合、まずは頭部熱を下げることを施術でも自宅でも実践していきます。そして、横になっていても良いとお伝えします。

動けるようにならないところで無理に動くと体は反動でてますます動けなくなってしまいます。このタイミングが一番難しく、これは来院される中で状態をみていきます。

無理に動いてまた状態が戻ってしまった・・・そんな方もたくさんみてきています。

焦る気持ちはとてもわかりますが、焦りは禁物です!カラダは季節や天候に左右されますから、なかなかコントロールが効かないことがあります。

しかし、自分の取り扱い方がわかってくると体の状態が変わってくることが実感できるはずです。まずは自分の状態を知っていくことが大切なのです。

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